買う前の疑問点は以下。
- 基本的にPCと繋げて動作させるものじゃないの?
- テキスト入力はどうやってやるの?
- Facebookのアカウントが必須って本当?
- Facebookのアカウント名で身バレしない?
- ゲームはどこで買う?
- M1 Macと繋げられる?
- 128GBで足りる?
- どうせ5分で酔うんでしょ?
我ながら、こんだけよくわかってないのによく37180円も出して買ったものだなと思います。
開封の儀
梱包サイズ : 415 x 196 x 128 mm
それなりの存在感。
内容物
- VRヘッドセット本体
- 接頭部用のシリコンカバー
- 眼鏡スペーサー
- コントローラ左右(単三電池2本同梱)
- 電源アダプター
- 充電ケーブル(USB-C)
- 説明書
コントローラはそれぞれ単三電池一本ずつ必要。
セットアップ
Oculus内で表示されているセッティング画面のスクリーンショットが撮れず、テキストのみでの解説です。
- Wi-Fiの接続(VR内キーボードでWi-Fiパスワードを入力)
- ファームウェアのアップデート
- iPhoneにOculusアプリをインストールしてBluetooth接続
- Facebookのアカウントでログイン(iPhoneからの情報を読み取ってるのでログインパスワードなどは不要)
- Oculusアバターアイコンとユーザーネームを設定
- アカウントの公開情報設定
こんな流れで、セッティングは30分程度で完了しました。
疑問の解消編
基本的にPCと繋げて動作させるもんじゃないの?
基本的にOculus QUEST 2単体で動作可能。
iPhoneにアプリ入れてBluetooth接続を設定すればiPhoneでOculus QUEST 2用のアプリを購入してインストールすることができる。
ここで売ってるアプリはOculus QUEST 2にインストールして使うもの。
VRガチ勢用の応用編としてOculus Linkというケーブルを一万円くらいで買えばPCと接続してあれこれできるようだが、割と高スペックなWindowsパソコンが必要。2021年12月時点ではMac未対応。
ケーブルはUSB-Cの長いやつなら社外品の安価なものでも大丈夫らしい。
テキスト入力はどうやってやるの?
VR空間内にバーチャルキーボードが表示される。
日本語もローマ字入力可能。
キーボード入力の操作性はそこそこ悪い。
これがApple製品だったらiPhoneをVRキーボードにしたり、AppleID経由でのコピペが可能だったりするんだろうなと思う。
Facebookのアカウントが必須って本当?
本当。以前は不要だったのかもしれないけど、現在はFacebookのアカウントで入ってOculus QUEST 2用のユーザーネームを設定する。
FacebookのアカウントがBANされたら購入したOculus QUEST 2用ゲームも使えなくなる危険性はある。
Facebookのアカウント名で身バレしない?
アカウントの公開情報を「自分のみ」に設定できるし、Oculus QUEST 2専用のユーザーネームを設定できるので多分大丈夫。
Facebook社には筒抜け。
M1 Macと繋げられる?
2021年12月時点では未対応。
接続できるPCスペックはIntel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X かそれ以上、グラボの成約も色々あり。
詳しくは公式でご確認を。
128GBで足りる?
デカいアプリを大量にインストールしたら足りなくなるだろうけど、使うアプリ以外を削除するとか容量管理をしていれば慢性的に容量不足で悩まされることは無さそう。
どうせ5分で酔うんでしょ?
ソフト次第。普通はそこまで酔わない。
1時間くらい遊んでると少し酔ったかなという状態になるけど、立って遊ぶゲームは自分の脚が疲れてくるのでそんなに長時間遊べない。
VRChatでFPSモード(後述)でプレイしたら5分で酔った。
自分視点で自分を操作するゲームは三半規管と視覚情報の食い違いで酔うようだ。
一週間色々使ってみての感想
安全設計
VR空間内で暴れると現実空間でモノを踏んだり壁にぶつかったり手をぶつけたりするものだけど、起動時やホーム画面で現実空間のセーフティエリアを設定する仕様。セーフティエリア内にペンダントライトとか出っ張った机や椅子とかがあると危ないので注意。
VR空間内のセーフティエリアから顔を出すと白黒のモヤッとした現実AR空間に引き戻される。
ヘッドセット付属のゴムバンドが安っぽい
付属のゴムバンドが安っぽくてポジションがなかなか決まらないし、決まっても長時間装着していると締め付けがキツくなってくる。
社外品のでイイからもう少しアジャスト可能なストラップが欲しい。
眼鏡使用者は眼鏡の装着も必要
液晶まで近いから眼鏡無くても大丈夫だろ…というわけにはいかない。
メガネ用スペーサーを噛まして眼鏡もセットしてゴーグルを装着する必要がある。
裸眼で遊びたかったら度付きレンズを装着するとよさそう。
はじめてのQuest 2
最初にチュートリアル的なゲームをインストールしてプレイしてみた。
www.oculus.com
紙飛行機をつまんで飛ばしたりロケット花火を手に持って打ち上げたりガンシューティングをしたりと、コントローラの使い方を一通り理解できる作り。
色んなゲームがありそうだなとワクワクさせられる。
MatterportのVR空間がすごい
Matterportのツアーギャラリーとか、
「銀座のヒミツ基地」でお世話になった銀座画廊 美の起原様がしばしば期間限定VR展示を開催してくれているところとかで、
MatterportのVR空間に入ってみた。
没入感が凄い。会場内を自由に歩き回れる感じではなく、ポインタで狙った場所に瞬間移動して作品に近づける感じ。解像度高い撮影方法?のVR展示はキャプションまで読める。現実空間を3Dスキャンしてアーカイブできるのは色々な未来を感じる。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオの視聴も普通に楽しめる。VRコンテンツもあるが、映画やアニメもシアターで観ているような画格と音質。
Oculus QUEST 2はサウンド音質も良いのだ。
集中してコンテンツを楽しみたい時は利用したい。
VRChat
Oculus QUEST 2買ったら何をすべき?という問いかけに対して、VRChatを挙げる人も多いようだ。
バーチャル空間でアバターを纏ってボイスチャットするアプリ。
VR空間での移動をFPSとTPSで選択できるが、よりアバター纏ってる感が強いFPSモードだとジャンプ数回繰り返しただけでVR酔いがすごい。
VR酔いによる吐き気がきたら会話中でもすぐゴーグルを外すことをお勧めしたい。
VRChat内で楽しい交友関係ができたら楽しそう。
ボイスチャットなので、ゲームの中でもコミュ障はコミュ障…(´・ω・`)。
ガチで遊びたいならSteam版のをゲーミングパソコンでプレイする必要がある。
まとめ
VRChatに入っていると、ICQでアッオー言ってたサービス期序盤のワクワク感が甦りました。
ゲーミングデバイスの売上としてX-Boxのそれを上回ったという報告もあります。
gigazine.net
あと3年以内にGAFAからのVR/ARゴーグルセットが出揃うと思います。15年後はスマホがARゴーグルに変わりそう…Oculusはそういう未来を感じさせる逸品です。
ちょっと未来を先取りしてみたい人、VR展示の空間に没入してみたい人は確実に楽しめます!
ヘビーユーザーじゃなければ、とりあえずOculus QUEST 2単体で128GBもあれば充分です。
それではまた…さよならいち!
今週のお題「買ってよかった2021」