2021年12月24日封切、「劇場版 呪術廻戦 0」の公式サイトはこちらです。
劇場公開日の12/24はストーリーとリンクしています。
全国合計500万名限定の入場者プレゼント小冊子「呪術廻戦 0.5 東京都立呪術高等専門学校」も無事ゲット。
原作漫画
「劇場版 呪術廻戦 0」の原作は「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」という読み切り単行本です。
読んだらいいことアルジェリア!
ジャンプで「呪術廻戦」を連載する前に、ジャンプGIGAで4話読み切りで描かれた、本編の前日譚です。
0巻あとがき?より
実はこの0巻に収録されている全4回の月刊連載を終えた時点では呪術で本誌の週刊連載を目指すつもりはありませんでした。
ただこの0巻の内容がありがたいことに好評で(大人の事情的に)同じ企画だと連載させてもらやすいっていうのと〜
(以下略
というわけで、原作漫画内での時間軸も漫画の連載時期も、一番最初なのがこの「呪術廻戦 0」なのです。
「呪術廻戦も鬼滅の刃みたいにテレビシリーズの続きを劇場版でやってるんでしょ?」
と思っている方がいたらそれは違いますので、ここまで呪術廻戦を観たことがない人でも是非、劇場版呪術廻戦0をご覧頂ければと思います。
原作漫画とのう相違を比較・同じところと違うところ
ほぼ原作漫画通りのストーリー展開ですが、本紙連載が進んだ後の劇場版なので、本編にしか出てこないキャラや設定が劇場版にも出てきます。
キャラクターデザイン
呪術廻戦0の単行本冒頭でも作者自らツッコんでいたように
- 呪術廻戦0の主役乙骨君と本編の伏黒君
- 狗巻君と本編の主役虎杖君
の髪型がかなり似通っていたので、劇場版呪術廻戦0では乙骨君の寝癖がすこし取れて狗巻君のおでこがよく見えるようになりました。
劇場版呪術廻戦も原作漫画と同じ4部構成
原作が4回の月刊連載で、そのまま映画の脚本になっているので、劇場版呪術廻戦0もA〜Dパートの4部構成になっています。
Aパート 小学校編
乙骨君のCVが緒方恵美なので、冒頭の引きこもりシーンがかなりエヴァのシンジ君と被りました。
シンジ君は全て吹っ切れて立ち直るまでに20年以上かかりましたが、乙骨君は劇場版一本、約2時間で立ち直れて良かったです。
里香ちゃんの声は怨霊になったら声優さん変わるのかな…と思いましたが、見事に花澤香菜さん一人でCVあててました。
原作漫画では乙骨君が胸の指輪を引きちぎるシーンが服のボタンをちぎってるみたいにも見えるのですが、劇場版でははっきりペンダントの鎖を切ってるのがわかるようになってました。
「愛ほど歪んだ呪いはないよ」
は名言ですね。
原作漫画で作者メモ的にあった里香ちゃんの生い立ちが劇場版で起こされるかな…と思ったけど、そこはありませんでした。
ここでこの学年のヒロイン、真希さんのアクションが冴え渡ります。
Bパート 商店街編
原作漫画では「あの時も緊張してた僕に気を遣ってくれてたんだよね?」の狗巻君のことを回想してるシーンが「どのとき?」ってわかりづらかったのですが、劇場版では普通に回想シーンなのでわかりやすいです。
Cパート 夏油登場編
呪術廻戦0のラスボス夏油が登場するパートです。登場して登場して、さらに登場します。
印象に残る違いとしては、原作漫画ではサトウさん(斉藤さん)が呪霊に両乳揉まれてましたが、劇場版では呪霊も控えてました。
取り憑いてる呪霊の下劣さが伝わりにくい気もしましたが、呪霊と言えどもアニメではエロ行為を控えねばならない昨今の事情があるのでしょう。
パンダが戦う時、原作漫画では出なかった本編での設定「ゴリラモード」が劇場版には登場します。
なんでパンダ?という謎は原作漫画「呪術廻戦0」でも明かされてません。続けて本編をご覧頂ければすぐわかります。
Dパート 夏油対決編
劇場版のアクションがすごいです。
原作漫画では出てこなかった「高専の先生方」や「京都校の皆様」も劇場版には登場します。
推しキャラのナナミンの見せ場とひと言だけセリフがあって良かったです。
乙骨君のパンチも呪力がこもったエフェクトがかかってるのが原作漫画と違うなと思いました。
ラストシーンは予想以上に泣かせにかかってくるので劇場版ではティッシュのご用意を忘れずに。マスクがびちょびちょになります。
エンドロール
劇場版ならではのエンドロール。劇場版呪術廻戦のために作られたKing Gnuの新曲が2曲、立て続けに流れて染みいります。
さらにエンドロール終了後におまけパートが…
あのおまけパートは「次の劇場版に続く」という感じに見えました。
おそらく本編では「乙骨君は今、海外」とだけ伏黒君に説明されていた時の話、本編では描かれていない補完ストーリーを劇場版でやるんじゃないかなと思います。
今後の劇場版はずっと乙骨君が主役なのかもしれませんね。