寄稿記事執筆の依頼が来たら
まず下記の点を確認しておきます。
- 記事の大まかな内容
- 予算
- 締切日
記事の内容がおまかせであれば、アイデアを200文字くらいで伝えておくこともあります。内容は予算に応じて増減あります。
概ね、依頼された時点で締切日が確定しているので、下書き稿納品日を納品一週間前くらいに設定して編集者様に伝えておきます。
ラフ原稿の執筆
基本的に私には漫画と文字のセットの原稿を求められることしかないので、内容に沿った漫画パートをClipStudioで下書きします。
この時気をつけることとしては
- 下書きであることが分かるように水色で描く
- 字が読めるようにこの時点でフォントを使っておく
などがあります。
黒のまま下書きを見せると「もうちょっと丁寧に描いてください」と指摘される恐れがあります。
テキストパートははてなブログで、はてな記法で記述し、漫画パートの下書きと合わせて下書き保存します。
普段から使い慣れたはてなブログのエディタと記法を使うことで、寄稿記事でも普段通りの気持ちとリズムで執筆することができるのです。
下書きで編集チェック
はてなブログには下書きプレビューの共有URLを発行する機能があります。
ここで下書きプレビューURLを発行して担当者様に送ります。
共有した非公開ページで下書き内容をチェックして頂きます。
チェックバックの反映
下書き段階で修正依頼が来ることはほとんどありませんが、たまに表現に誤りの可能性があることの指摘などが入ります。
指摘された箇所を修正するだけでなく、その修正によって全体的なバランスが崩れないようもう一度読み返します。
ペン入れと色塗り
テキストパートが完成したら漫画パートのペン入れと色塗りを行います。
そのままClipStudioでペン入れすることもありますが、
ClipStudioの下書きをプリントアウトしてアナログで行うこともあります。
どっちにするかはその時の気分次第です。
全体の構成の見直し
漫画パートを完成させてハメこんだら、もう一度全体を通して読んで、読みにくいポイントが無いか確認します。
この時点で漫画パートのコマを文中に入れたりして、構成を微妙に変えることもあります。
アイキャッチ画像の作成
寄稿先で記事一覧で表示されたとき、またSNS等で拡散してもらったときに目を引くように、キャッチーなイラストを作成します。
だいたい透明水彩でアナログ塗りします。
私の場合、このアナログイラストのメイキングを拡散記事に掲載することが多いので、メイキングの途中段階を撮影しておきます。
入稿はWordで
概ね「原稿はWordファイルで」と依頼されます。
楽かなと思ってhtmlで入稿したこともありましたが、結局編集部ではWordPressのビジュアル編集モードで入力し直すのだとかで、最近では言われた通りのWordファイルで入稿しています。
はてなブログの本文だけをWord形式に書き出し
ここが肝です!
下書きプレビューURLを発行してMac版Safariで表示。
リーダー表示で余分な装飾を非表示にして
全て選択してコピー。
Wordに貼り付けて、日付部分を削除。
これではてなブログの記事内容だけのWord書き出し完了です。
入稿の際はファイル内に使用している画像ファイルも全て同梱しておきます。
入稿
ファイルが全て揃ったらZIPANGなどWindowsで解凍してもファイルネームが文字化けしないアーカイバでZIP圧縮して入稿します。
この時、もう一度はてなブログの下書きプレビューURLを共有しておき、完成見本のカンプとしておきます。
まとめ
私はだいたいこんな手順で寄稿記事執筆をやり取りしています。
編集者と執筆者の参考になれば幸いです。
以上、Macでの解説になっていますので、持ってない方は買うと良いと思います。
それではまた・・・さよならいち!・∀・)ノ