とうじょうじんぶつ
阿豆らいち:
フリーランス約20年のデザイナー・イラストレーター。当時はフリーランス歴約5年。
i(アイ):
らいちの娘。当時保育園に通いたて。
自転車を買うことに決めたあの夏
今から15年前くらいの話です。
暑い夏の日、歩いてアイと保育園に行きました。
暑さで少し頭がおかしくなり、保育園に到着する頃には汗だく、私もアイもグッタリだったので、ついに保育園の先生に「いいかげん自転車買ってください!」と言われました。
暑い日でも自転車通園して風を浴びながら外に出ている時間を短くすると全然楽になるそうじゃないですか。
それからしばらくリサーチを続け、ナショナルの電動アシスト自転車に決めました。
ナショナルの電動アシスト自転車とは?
21世紀生まれの方はご存じないかも知れませんが、パナソニック自転車は2006年7月までナショナル自転車工業株式会社という名称でした。
電動アシスト自転車はヤマハ発動機からPASが1993年に発売開始されました。
モーターで動く自転車だと二輪車扱いになり、免許とウインカーやブレーキランプなどの保安部品とヘルメット着用義務があるのですが、ペダルを漕ぐ力をアシストする電動アシスト自転車なら通常の自転車と同じ乗り方ができる!というヤマハが産んだ画期的な商品でした。
私が電動アシスト自転車を購入した2004年当時ではヤマハとそのOEMのブリジストンの他、ナショナル、前輪アシスト採用のサンヨーなどが電動アシスト自転車を販売していました。
その後、2008年に電動アシストの比率が更新されていて、当時より現在発売されているものの方が低速の坂道でのアシストが力強いです。
今でも電動アシスト自転車は子育て世代の強い味方ですね。
ナショナル自転車のViViにした決め手
当時リチウム電池式のが出始めで、ViViはニッケル水素電池でした。
当然ニッケル水素電池式の方が値段が安く・・・試乗した感じも小柄な女性でも乗りやすい感じがしたのでViViに決めました。
電動アシスト自転車を購入する際はスペックだけで決めず、できるだけ実車を試乗してから車種を決定した方が良いです。
現在発売されているViViは全車種リチウムイオン電池採用のようですね。
ニッケル水素電池はその後一度交換品を購入しました。
今でもバッテリーのセル交換サービスを行っているショップがあるようです。
電動アシスト自転車を購入した結果
アイが保育園に行ってる間に自転車が納車されました。
子供用ヘルメットを抱え、颯爽とお迎えに行きました。
保育園の門扉を出て、歩いて帰ろうとするアイを引き留め…
アイは楽しくなって爆笑、私もつられて爆笑しながら走りました。
それから後部座席も追加して、子供達の送り迎えに大活躍した電動アシスト自転車。
仕事の時間に余裕があるときは自転車に乗ってちょっと遠くの公園に行って日が暮れるまで遊んだりした思い出。
暑い夏が来ると思い出します。
あの夏に買った自転車のことを・・・
・・・
まだ乗ってますけどね!
その後、前座席は処分、後部座席を後ろカゴに換装し、今も現役で活躍してます。
貴重なナショナル自転車、直し直し大事に使いたいと思います!