こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。
私の人生で「格段に字が綺麗に書けるようになった」と実感した時が一度あります。
それは以前、ペン字系のコンテンツ作成のため、私も一通りペン字の練習をした時です。
コンテンツ作成には1ヶ月程度かかりましたが、その間に字が綺麗に書けるようになったと実感しました。その時のペン字練習法を解説します。
どうやったら綺麗な字を書けるようになるの?
フォントはペン字のお手本に不適切
明朝体や教科書体などのフォントを練習しても綺麗な字が書けるようにになりません。それらのフォントは印刷や可読性を考慮した上で美しい文字としてデザインされています。デザインされている文字というのはアウトラインを取ってあります。言うなればパスで外側をなぞって塗りつぶした図形です。
Illustratorでアウトライン化するとパスが見られます。
教科書体を拡大。
楷書体は比較的ペン字に近いのですが、とめやはらいが筆文字に近い形状でデザインされているのでペンで同じ形状の文字を再現するのは不可能です。
ペン字のお手本にはペン字の先生が書いた文字が最適です。
準備する物
私はユーキャンから発刊されている本を買って練習しました。通信講座はなかなかのお値段らしいですが、この本なら定価550円(税別)です。
ペン字の先生によって微妙に字形が異なります。書店やAmazon試し読みなどで自分に合ってそうな字形のお手本を選ぶと良いと思います。
こういったお手本は本に直接書き込めるようになっていますが、繰り返し練習したいなら別途ノートを購入すると良いでしょう
あとは好みのボールペンを用意。私はJET STREAMかSignoが好みです。
ペン字練習を毎日30分、一ヶ月程度継続する
これらを揃えたら、あとは毎日30分くらいの時間を作って本のメソッド通りに練習を続けるだけです。一週間程度で上達の実感を得られ、1ヶ月程度練習を続ければ特にひらがなは見違えるほど上達します。
継続が大事です。
日本語の記述は6〜7割くらいがひらがなですので、それだけでも随分きれいな字を書ける印象になります。
「日」の字のポイント
あとは多くの漢字に使われている「日」の書き方が重要だと思いました。
ポイントはこんな感じ…
ペン字にはこういうポイントがいくつかあるので、一度ペン字を一通り練習すると他の人の字を見た時に「この人はペン字を練習したことがある人だな」と分かるようになります。
つまり字が汚い人を見て「ペン字を練習したことがないんだな」ということもわかります。
「人は見た目じゃない」というけれど、自分を美しく見せる努力は大事だと思います。
ペン字練習ビフォーアフター
BEFORE
ペン字練習する前の請求書の手書き文字。精一杯丁寧に書いてこれ。
AFTER
はねと払いがペン字に適用されているのがわかります。
練習をやめて少し崩れてきてもすぐ取り戻せる
一度ペン字が上達するととても字が綺麗に書けるようになりますが、練習をやめると少しずつクセ字が戻ってきます。でもまた練習すればすぐ取り戻せます。
まとめ
30分×30日・・・たった15時間で得られる美しい文字。挑戦したいとは思いませんか?
教本買って一ヶ月毎日練習するだけです。
もし自分の字が汚いとお嘆きなら、ペン字練習をしてみてはいかがでしょうか。
それではまた・・・さよならいち!・∀・)ノ