水彩アルミパレットを購入
これまで水彩パレットは鉄製36仕切のを使っていたのですが、なにぶん30年も使ってるとあちこち錆が浮いてきたので新調することにしました。
鉄製は重たいので、今回購入するのはアルミ製にしました。
ホルベイン 水彩用 パレット No.150
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このパレットは30仕切、今まで使っていたものより6色足りませんが、ほとんど使ってなかった色もあったので厳選すれば30色で行けそうです。
油分を落としても絵の具がはじく
水彩パレットに油分がついてると絵の具はじいて使いづらいので、絵の具を出す前に石けん水で拭き取ってやります。
しかし、この作業を施した後でも…
混色すると絵の具がはじいて、どんな色になっているか見づらいことこの上ありません。
この状態でしばらく使っていたのですが、絵を描く上でストレスになって、結局古いパレットを引っ張り出して使ったりもしました。
せっかく買ったアルミパレットなのにもったいない…
ということで、新品アルミパレットの方に混色が見やすくなる加工を施すことにしました。
新品の水彩アルミパレットで絵の具がはじく時は耐水ペーパーで水とぎするとよい
新品の水彩アルミパレットは白い塗装がツルピカすぎて弾くので、耐水ペーパーで水とぎして多少食い付きを作ってやると断然使いやすくなります。
耐水ペーパーは番手がいくつか揃ってるセットを買って常備しておくと良いです。
耐水ペーパーを使いやすいサイズに小さく切って、少し水を垂らしてから表面を丁寧に研いでいきます。
軽くやればだいたいOKです。水研ぎが済んだら研ぎ汁を洗い流すか、丁寧にふき取ります。
この作業をパレットの混色ゾーン全てに施すことで絵の具はじきが抑えられるのです。
左が水とぎした方、右が未加工の方です。
混色した絵の具の色がわかりやすくなることがおわかり頂けたでしょうか。
この後、仕上げ磨きに…と思って1500番の耐水ペーパーで水とぎしたら、また弾くようになりました。
耐水ペーパーが細かすぎるとまたツルピカに戻ります。
試した結果、1000番の耐水ペーパーが最適でした。
絵の具をセット
水彩パレットは、あらかじめチューブから絵の具をどっさり出しておいたのを乾かして、必要な分だけ水で溶かしながら使ってます。
30色分をどう配置するか…最初は試行錯誤するのでちょっとずつ出します。
デービスグレイはスタメン入りさせたいのに手持ちがなかったのでスロット開けときました。
ホルベイン 透明水彩絵具 デービスグレイ W155 5ml(2号)
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透明感のある緑がかったグレー、ちょっとくすませたい時に使い勝手最高です。
赤系が多くて使い切れそうになかったのでちょっとチェンジ
こんな風にセットしたデッキと絵の具の色名がわかる写真を撮っておくと、あとで追加で色を足すときに間違えなくて済みます。
快適に使えるようになったパレットで個展用の制作を進めています。
まとめ
新品の水彩アルミパレットで絵の具がはじいて使いにくい時は、1000番の耐水ペーパーで水とぎするととっても使いやすくなります!
入門用のプラ製パレットだと最初から弾きにくい加工がされているものもあります。
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プラ製の場合、染料系の絵の具をつかいまくると白いところが染まることがあるですが、価格帯はお手軽なので最初はこっちで良いと思います。
それではまた・・・さよならいち!・∀・)ノ