とうじょうじんぶつ
阿豆らいち:
フリーランス約20年のデザイナー・イラストレーター。貧乏暇無しの個人事業主。
ミンスクさん:
らいちの妻。らいち事務所の経理兼アシスタント。
i(アイ):
らいちの娘。去年までJK。
j(ジェイ):
らいちの息子。i(アイ)の弟。高校生。
旅立ちのアイ
高校3年生の頃、アイは自らの進路を決めてきました。
高校生の就職の活動
高校の入学当時から、アイは「座学とテストを繰り返す勉強は自分には向いていない」と判断し、就職して実践的な仕事を学びつつ賃金を貰う生活という選択を考えていました。
現在、高校生の就職活動では一社ずつしか入社試験を受けられません。
「高校生は学業をおろそかにしてはいけないので」
という理由でそういう制度になっているらしいのですが、それなら大学生は学業をおろそかにしていいのか…謎です。
ちょっと考え方が高校球児のドラフト制度に似てるなと思いました。
学校の先生を通して就職希望先に入社希望の打診をして、希望先の企業で入社試験と面接を行います。
内定取れなかったら次の希望先に入社希望の打診を…という順序で繰り返しますが、就職を希望していれば99%就職先が決まるのだそうです。
企業側にしてみたら学生側からの内定取消しは無いし、格安賃金で10代の新卒労働力を雇用できるのでメリットも大きそうです。
アイも無事、自宅から通勤小一時間ほどの企業への内定を取りました。
これまで使っていた個室を交代
在宅フリーランスは仕事用の部屋がどうしても一部屋必要になるので、一般家庭より家の部屋数が足りなくなりがちです。
これまでジェイはリビングが勉強場所でしたが、アイが個室に使っていた部屋をジェイに明け渡し、ジェイに試験勉強しやすい環境を整えてやることにしました。
しかし今まで個室で寝ていたアイは寝室で家族と寝るのがどうもよろしくなかったようで、結局仕事部屋で寝てもらうことにしました。
夜22時以降は仕事部屋を使えない生活…らいちの作業が滞ることもあり、部屋の使い方でアイと気を遣う生活がしばらく続きました。
そして自立したアイ
若者が会社帰りに寄り道をすれば終電帰りになることもありますが、親的には遅くなるならなるで連絡がないと先に寝られないもの。
寝る部屋が足りないこともあり、アイは会社の近くにひとり暮らし先を決めて引っ越して行きました。
ひとり暮らしを始める際の家電一式調達などは親も支援しました。
子育て完了の距離感
さすがに一人出て行くと子育て完了した感があります。
「娘さんが出てって心配で寂しいでしょう?」
と聞かれることがよくあります。
が、家への帰りが遅い心配をしなくて済むようになったし、引越先も車で30分くらいのところなので、月に一度くらいはアイに会うことができるので、それほど寂しくもありません。
このまま家から通勤してお互いストレスを溜める生活より良い距離感ができました。
まとめ
このブログに登場した時は中学生だったアイも、今は家を出てひとり暮らしをしています。
それでも時々またブログに登場することもあると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた…さよならいち・∀・)ノ