Introduction
こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。
2018年7月に親子で伊豆大島に旅行してきたので行き方やオススメ観光スポットをまとめます。2018年夏・大島旅行編最終回。内容は全て2018年7月のものです。
単に「大島」というと日本中に大島と名の付く島があるので、ここでは伊豆大島と呼称します。
とうじょうじんぶつ
阿豆らいち:
フリーランスのデザイナー。スケジュールの隙間であれば平日の旅行も可能。
i(アイ):
らいちの娘。高校生。夏休みを利用してらいちの旅行に同行。
親子で伊豆大島に旅行したまとめ
伊豆大島の位置
伊豆半島と房総半島の先っぽのちょうど真ん中あたりにある島です。
住所は「東京都大島町」、大島町で登録されている自動車は「品川ナンバー」 の管轄です。
伊豆大島への行き方
調布の飛行場からプロペラ機で行くか、竹芝か熱海等から船で行くことになります。
今回は東海汽船WEB予約システムで、行きは大型客船、帰りはジェット船を予約しました。
伊豆大島の宿泊
今回はBooking.comのサイトからブッティーベッド伊豆大島を予約しました。
こういったサイトで交通と宿がセットになったツアーを申し込む手もあります。
ただし、伊豆大島でオトクなしまぽ通貨が使える宿かどうかは要チェックです。
伊豆大島に行くのに良い季節は?
伊豆大島は大島椿が有名です。冬〜春先にかけては大島高校の椿園や椿花ガーデンなどで椿鑑賞を楽しめます(どちらも観光客用の駐車場あります)。
海水浴場もいくつかあるので、夏場は透明度の高い海でシュノーケリングが気軽に楽しめます。
その他の季節では伊豆大島御神火ライドなどのサイクリングイベントや伊豆大島マラソン・伊豆大島トライアスロン大会 なども開催されています。
1年通して楽しめる観光スポットと言えるでしょう。
伊豆大島旅行記
実際に旅行した経路からオススメ観光スポットなどをまとめます。
前日23時
竹芝桟橋には余裕を持って到着しよう
行きは大型客船を予約したので23時に竹芝桟橋出航でした。オフシーズンだと22時出航です。
竹芝桟橋へはJR浜松町駅から10分程度歩きました。現在、JR浜松町駅から竹芝桟橋まで空中歩道を施工中で、2020年開通予定とのことです。
ゆりかもめ竹芝駅からだと目の前です。
小一時間ほど早めに到着してチケットをゲットして記名。
インターネット予約をしていてもチケット発券と記名が必要になるので、時間に余裕を持って到着しておくことをオススメします。
外にでてこれから乗る船「さるびあ丸」を撮影。乗船は概ね出港の30分前から始まります。一刻も早く乗船したい人は乗船列に並んで待ちましょう。
ビールは乗船前に買っておこう
さるびあ丸に乗船したら指定された特二等船室に潜り込み、乗る前に売店で買ったビールでアイと乾杯。アイの飲み物は水。
アイがじゃがりこ持って来てた。ナイス!
船内の自販機でビールを買う際は免許証が必要になります。面倒なので乗船前に売店で買っておくことをオススメします。
23時に出港したけど、ほとんど揺れがなくて出港の瞬間には気が付きませんでした。ちょっとだけ外に出てレインボーブリッジ、下から見るか。
1日目 岡田港〜元町周辺
5時 岡田港到着は早朝
乗船時間は6時間だけど、寝る支度と下船準備の時間を引いたら睡眠時間は5時間以下、船内はぐっすり眠れるほど快適でもないので眠いです。
下船したら一本だけでる早朝バスかタクシーで元町港方面に向かいます。
岡田港周辺には朝食にありつける施設はありません。
朝食は温泉「愛らんどセンター 御神火温泉」で
島の北側にある岡田港から西側にある元町港付近に移動します。
元町港から徒歩5分のところにある温泉施設、ここは朝5時半から営業していました。
トーストとゆで卵と珈琲のモーニングセットで500円。
早朝到着でここ以外で朝食を取る方法をまだ知りません…。
カロリー摂取したら温泉で一汗流し、いい感じにリラックスしたところで休憩所で座布団並べて仮眠を取りました。寝不足のまま海に入るのも危険ですからね。
シュノーケリングが楽しい!
元町港から徒歩5分のところにある弘法浜海水浴場に行きました。9時くらいから海の家がオープン。海の家は二軒ありましたが港側の方をチョイス。一人500円で更衣室とシャワーと荷物預かり…湘南の海などに比べると格安です!
今回は水中メガネとシュノーケルを持参しましたが、荷物を増やしたくない人は海の家でレンタルもできます。
海に入ると岩場が続くのでマリンシューズがあった方が良さそうです。こういうやつ。
砂浜には湘南の海岸にありがちなゴミや海草は一切落ちてません。
海は透明度が高く、シュノーケリングでも30cmくらいのお魚が何十匹も群れで泳いでいて、水族館の水槽の中を泳いでる気分を楽しめました。お魚天国。
この防水ケースにiPhone入れて動画撮影しました。
水中だとタッチパネルの操作ができなくなるし、誤動作でAFロックがかかってしまったりするので、あまりキレイに撮れていませんでした。 次の機会には水中撮影できる防水コンデジ欲しいなと思います。こういうやつ。
「海で魚が泳いでるところをお手軽に見たい!」という方や「家族連れで海に行きたい!」という都内近郊住みの方にはオススメのスポットです。
平日とはいえ夏休みが始まってるのに、他の観光客は10組も居ませんでした。プライベートビーチ気分です。
ブックカフェでのんびり
14時頃に予約していたブックカフェ宿に移動。コロナビール飲みながら読書してチェックインまでのんびり過ごしました。詳細はこちらの記事で。
チェックインして睡眠時間を取り戻そう
宿に入って、海でパリパリになった頭をシャワーで洗い流してからベッドで昼寝。昨晩船内であまり眠れてないので、ここで睡眠時間を取り戻します。
お食事処「寿し光」で飲み会
大島住みの友人と晩飯がてら「寿し光(すしこう) 」で飲み会。私はビール、アイは勝沼産ワイン…の原料で作られたぶどう100%ジュース。
ここはしまぽ通貨対応なので、一気に使い果たしました。
料理も定食もお酒も美味しく楽しめるお店、スタッフの対応も心地良く、いつも安心して利用できます。
居酒屋「肴や」で二次会
夜遊びしているようでまだ21時。1時間ほど「肴や」で二次会を過ごしました。
初めての利用でしたが、地元料理を美味しく食べられました。雰囲気が良かったのでまた利用したいです。
宿に戻って就寝
遊びまくって飲みまくったら、あとは快適なベッドでひたすら寝るだけです。
シュノーケリングしすぎてカカトからふくらはぎにかけて真っ赤に日焼けしてました。
2日目
宿のモーニング食べてチェックアウト
快適なベッドでぐっすり眠れました。宿のモーニング700円。
今日も取材しまくるぜー。
自然が作り出した奇妙な模様バームクーヘン断層
波浮港に向かう途中、車中から地層大切断面…通称「バームクーヘン断層」を見ました。伊豆大島の観光スポットです。
自然が生み出した奇妙な模様を一度はじっくり見ておくと良いと思います。
駐車場の場所が分かりにくいのと、一度見れば大体満足するので今回は通過。
波浮港(はぶみなと)に停泊する練習船「大島丸」
大島の南側に位置する波浮港。ここには都立大島海洋国際高校の練習船「大島丸」が停泊しています。
めちゃめちゃカッコイイ。
波浮港の鵜飼商店にあるひそかな名物コロッケが旨い!
波浮港にある鵜飼商店はひそかな名物です。一個65円のコロッケを揚げたてで提供してくれます。ここに来たらとりあえず一個食べとけってことでオススメ。
ソースは別売だけど、そのままで美味しいです。
一度は見ておきたい踊り子の里資料館(伊豆の踊子資料館)
波浮港から急な階段を上ります。波浮港、上から見るか。
階段の中腹に「踊り子の里資料館」があります。
ここは地元の人がやたらと薦めてきます。
以前、一度入ってちゃんとガッカリしたので今回はスルーしました。
ガッカリ体験は一度は是非して欲しい気持ち、とてもよくわかります。
入り口からすぐの人形…「#この写真でボケて」というお題が捗りそうです。こんな感じの人形がたくさんあります。
未見なら一度はしておきたいガッカリ体験。入場無料。
旧甚の丸邸
階段を上りきったところからほどなくあります。ガイドブックにもあまり載ってない観光スポット。
明治時代の網元のお屋敷…ということらしいのですが、ここも無人。
勝手に見学して良い状態になってました。畳の上をスリッパで歩く背徳感がたまりません。放置された黒電話は一体…。
公衆便所がある施設なので、ここでとりあえず用を足しておくことを薦めます。
入場無料。古い屋敷に興味ある人はオススメ。
ここまで来たら島京梵天でたい焼きとかき氷を食すべし!
たい焼き茶屋、島京梵天。11〜17時営業。(月・火 定休日)
たっぷり耳がついた焼きたてのたい焼きが食べられます。
また、冷蔵庫にある冷たい明日葉たい焼きももちもちした食感が楽しめます。
これは冷たい方、明日葉たいやきのメニュー。
冷たい明日葉たい焼きは常温保存でも3〜5日程度持つとのことなので、お土産に4つ買いました。
スイーツ好きならマストバイ。
裏砂漠を探索
火星にひとりぼっち気分を楽しめました。
詳細はこちら。
自販機やトイレが無いので、波浮港で準備を万端にしてから臨みたい絶景スポット。
こんなところにも都立の動物園が!東京都立大島公園 動物園
動物園前の売店でラーメン食べてから入園しました。
入り口にある売店で動物の餌を買っておくと、バーバリーシープとワオキツネザルに南京豆を投げつける行為を楽しめます。
角が一番立派なバーバリーシープに豆を食べて欲しくて勢いよく狙ったら眉間に豆が直撃しちゃった。ほんとゴメン…。
ラクダ
都立の動物園を制覇したいなら行っておきましょう!年中無休、入場無料。
↑ここに載ってないけど都がやってる動物園です!
2日目も温泉を楽しもう
船に乗る前に先述の「愛らんどセンター 御神火温泉」でもう一度温泉を楽しみました。
この温泉に隣接する公園からぼんやり海を眺めるのもまた楽し。
名残惜しい気持ちを味わいます。
元町港でお土産買って出航
お土産は出航直前に買うのが最適ですよね。
あしたば餅と
椿煎餅をお土産にゲット!
どちらも一包装が小さめなので大量買いに便利です。
ここの売店で帰りの船で飲むためのハイボールも入手しておきます。
16:40元町港を出航
さよなら元町港。今回は波も穏やかで、帰りのジェット船も快適でした。
揺れは電車程度です。ハイボール飲んで1時間くらい寝てました。
18時半頃に竹芝桟橋到着
竹芝桟橋のシンボルタワー。無事に帰ってこられました。
ゆりかもめに乗って湾岸の景色を見ながら旅の余韻を楽しむもよし、JR浜松町まで歩いてとっとと帰るもよし、です。
帰り道にアイとお好み焼き屋入ってシメました。
伊豆大島旅行の注意点
伊豆大島が東京都と言っても少し違いがあるので注意です。
スタバやファーストフード、コンビニエンスストアなどのチェーン店が無い
「ちょっとお茶でも」と思っても、いつもの知ってるお店は探せません。深夜におにぎりが食べたくなっても買えません。
島民の夜は早い
お食事処などは概ね22時閉店です。深夜まで開いてるお店はほとんどありません。
駐車場や案内がわかりにくい
レンタカーで回る場合、観光スポットの駐車場がわかりにくい印象です。事前に調べようもないので、地元の人に聞くか、誰もいなかったら適当に雰囲気で駐車するしかありません。これはなんとかして欲しいなと思いますね…。
まとめ
なんだかんだ言っても観光客が少なくて絶景も多い穴場の旅行スポット。リピートしたいと思います!
それではまた…さよならいち!・∀・)ノ