長傘の留め具 (傘のスナップ)が壊れたときの交換方法
傘を留めるスナップが壊れた
長傘を閉じたとき、傘が拡がらないように紐でぐるりと巻きますよね。この紐の先のスナップ壊れてしまいました。
濡れた状態で拡がったままの傘は迷惑なだけでなく、自分にも被害が及びます。
傘の修理屋さんや洋服リフォーム屋さんで聞いてみましたが、スナップの修理は受け付けていませんでした。
プラホックを購入
Tokaiという手芸屋の店員さんに聞いたらぴったりの商品を紹介してもらいました。
こちらの「簡単 プラホック」。3セット入りで360円+税。
今回は14mmでサイズぴったりでしたが、既存のスナップを持ち込んで見比べた方がいいのは言うまでもありませんね。
「プラスナップ」という商品もあるようです。
以下、交換手順です。
傘の壊れたスナップを取り外す
紐の先端側、メス側は勝手に外れて取れちゃってたのですが、根本のオス側を取り外す必要があります。
最初はマイナスドライバーを差し込んでテコの原理でこじ開けてたのですが、金具が曲がるだけで取れません。
下手したら手を怪我しそうです。
プライヤとペンチで引っ張って取ろうとしてもダメでした。
最終的にプライヤで金具を穴のサイズから通るまでメッキョメキョに潰して外しました。
潰れたスナップ・・・
もはやただの金属片。
簡単プラホックの取り付け方
プラホックは
- キャップ2個
- ソケット(スナップメス)1個
- スタッズ(スナップオス)1個
の4個で1セットです。
キャップが6個入ってるので6セット入りと勘違いしやすいです、3セット入りでした。
説明書については上の画像を参考にしてください。
1セット取り出したら、残りは袋に戻してしまっておくと間違えにくいです。
もともとスナップが付いていた生地にスナップ用の穴が空いてましたので、紐の根本側の穴にオスのスナップを取り付けます。
指先でクッとはさむと、パチッと音がしてはまります。一度取り付けると取り外しは困難なので取り付け向きを間違えないように注意してください。
紐の先端側の穴にメススナップを取り付けます。
こちらもはめる向きを間違えないように慎重に、はめるのは指先に力を込めてパチッとやるだけです。
これで完成。横からみたとこ。
スナップの厚みはこんな感じになります。プラ製なので雨に濡れても錆びません。
紐を留めたたところ。
キャップは真鍮製で見てくれもカッコイイです。
まとめ
長傘の留め具 (傘のスナップ)が壊れたら、既存のスナップを無理くり外し、プラホックを指先ではめるだけ。
一個あたり120円程度の部品に交換するだけで傘の機能が甦ります。気に入った物は大事に使いたいですね。
サムネイルイラスト
80年代のパントーン調。ポップでキュートな感じに。
ついでに紹介しておきますと、手芸屋さんのプラホックと同じ売場でこちらも販売されてました。
正直申しますと私も店頭で空目しました。
それではまた…さよならいち!・∀・)ノ