ワゴンR(2020年式・MH95S )にETC取り付け
シドニーっぽい感じの整備女子。
用意したもの
部品
ETC本体
パナソニックの旧機種。
現行機種で言うとこのタイプ。
このタイプは電源ケーブルから三本繋ぐ必要があります。
- ACC電源
- カード抜き忘れ音声ガイドのための常時電源
- 黒コードはアース
ヒューズ電源
エーモンのヒューズ電源を15Aと10Aのをひとつずつ。
ワゴンRは低背タイプのヒューズです。
オートバックスで買いました。
工具
内装剥がし
無くても指先の力加減でなんとかなるかも。
両面テープ
ドラレコやETCアンテナをフロントガラスに貼りつけるための強力タイプ。
粘着力弱めてコードに巻き付けて、内装に埋め込んだコードの脱落防止にも使える。
ソケットレンチ
アース接続用。使うのは10番だけ。
良い工具買っとけば一生使える。
テスター
ヒューズ電源の取り出し位置を調べるのに使用。直流12V流れてる方がビンゴ。
ヒューズを取り外して計測しないと値来ないぞ!
タイラップ
100均で各種サイズを揃えておくと日常が捗ります。
【Amazon.co.jp限定】 エーモン 配線バンド ロック式 150mm (既存品番 1108) 業務用大容量パック 120個入 4661
- 発売日: 2018/08/21
- メディア: Automotive
ETCアンテナの貼りつけ位置
この車種はフロントガラス上部中央の一番美味しいところに安全装置用のカメラが付いています。
その脇に車検ステッカーが貼られているので、ルームミラーの死角になる位置にドラレコを貼りつけたら、ETCアンテナはさらにその左側か、中央の運転席側かの二択になります。
運転席側の視界が少しでも遮られるのが嫌なので、ドラレコの隣に貼りつけました。
この方がケーブルの取り回しが助手席側のAピラーだけで済むので楽です。
ワゴンR(MH95S )のAピラーの外し方
助手席側のドアを開けて、ゴムモールのAピラーにかかってる部分だけ引き剥がしてぶら下げておきます。
屋外での作業の場合、風雨の強い日は辞めておくのが無難です。
Aピラー上部のツメを引き剥がします。
ツメの形状はこんな感じ。
内装剥がし工具が無くても恐れずグッと力入れれば外れます。
さらに中央のツメを外す感じで力をいれ、最後は下の3カ所を引き抜きます。
Aピラーのパーツ全体とツメの位置はこんな感じ。
黒いパーツとベージュのパーツはハメ殺してあるので分離を試みないこと!
ツメの位置さえわかればAピラー外すのは簡単だと思います。
ケーブルの取り回し
フロントガラス上部はルーフの内張の間にスコスコとケーブルを差し込めます。
ドラレコとETCのケーブルをクッション性のある両面テープなどで巻いておくと脱落防止になります。
ケーブルをAピラーまで持って来たら既存のケーブルに沿わせて、白いプラパーツ周辺でケーブルタイ使ってまとめておきます。
最終的にAピラーの隙間からボディにケーブルを落とします。
ヒューズ電源の取り出し
グローブボックスの中身は空にしておきます。
グローブボックスの左右のツメを内側に押しながら全開状態にし、手前に引っ張るとグローブボックスが外れます。
車体左側側面を覗き込むとヒューズボックスがあるので、蓋を外します。
蓋にはどの電源のヒューズか記載されています。
今回は切れても走行に影響が少なそうな、この2カ所から電源を取ることにしました。
ヒューズを外してテスターで電源来てる側を探します。
10Aは下、15Aは上でした。
アースは既存のケーブルが取り付けられているところを使います。
10番のソケットレンチで緩めます。
あとは適切にETC本体とケーブルを繋ぎ、余ったケーブルを垂れ下がってこないようにタイラップなどでまとめてフレームに縛り付けておきます。
写真の様に、グローブボックスを外したところにウエスをかけておかないと、ここのプラパーツが結構鋭利なので腕の皮が削られます。
グローブボックスの中に設置
ETC本体は車内に貼りつけても良いのですが、グローブボックスの中にしまっておくことにしました。
高速道路に乗る頻度が高くないので、カードの抜き忘れの際に外から見えない方が防犯性高いかなという判断です。
再セットアップ
ディーラーに聞いたらセットアップ料金はETCが2,200円、ETC2.0が4,235円とのことでした。
ETC2.0のセットアップ料金が2000円増し…ETC2.0の割引きなどの恩恵を受けるためには本体料金も含めてかなりの割高感あります。
ETC2.0は現状、割引きを受けるためなら割高も厭わない方向けの装置です。
まとめ
私くらいになるとETCの取り付けも取り外しも自分でやりますよ!
それではまた…さよならいち・∀・)ノ