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Canon TS8030プリンタヘッドのクリーニング

キヤノンの複合機TS8030がインク詰まり起こしたのでプリンタヘッドのクリーニングを行いました。手順と顛末を解説します。

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Canon TS8030のヘッドが詰まった

これまでこのブログでも何度か紹介されたこちらのCanon製複合機プリンタ、TS8030。

購入したのは2016年11月、約4年前。家電量販店で27,000円(税込)でした。

インクの残量は十分に残っているのに、カラーでプリントアウトしたとき

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なんだか夕日っぽく印刷されるようになりました。

プリンタの設定メニューからテストプリントしてみると…

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見事にシアンのインクが詰まっています。

カラープリンタは4色以上のインクが使われていますが、特にCMYのどれかが詰まると色化けプリントになります。

これをキヤノンに修理に出すと一律料金で18,000円(税抜)。

【インクジェットプリンター】 修理料金について

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自己責任に於いて、プリンタヘッドのクリーニングに挑戦することにしました。

プリンタヘッドのクリーニング

https://youtu.be/xrEZcWMaYlA

この辺の動画観ながらプリンタヘッドのクリーニング。

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プリンタを開けてインクを全部外します。
ここのヘッドのガードを外し

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乗っかってるだけのプリンタヘッドをクイッと取り出します。

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取り出したプリンタヘッド。周りがインクまみれなので、丁寧に拭き取ります。

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このころなかのなかでは貴重な無水エタノールをヘッドのインク注入口からポタポタと注入します。

無水エタノールIP 500ml 業務用アルコール

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

通常なら500ccで1300円程度です。ようやく値が下がってきました。

余談ですが無水エタノールは水で薄めないと消毒効果が発揮されません。コロナ騒動で無水エタノールと同時に精製水も売り切れたので色んな人が困りました
一旦アルコールの転売は法律で禁止されましたが、また解除される模様。

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このヘッド固定部も結構汚れてるけどデリケートな部分なのであまり触れない方が良さそう…。

このようにヘッドを取り出して物理的にクリーニングするとヘッドの中のインクを全てアルコールで流し出すことになるので、それなりの量のインクを無駄に捨てることになります。

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2時間くらいアルコール注入と拭き取りを続けました。シアンのインク汚れが出てこない感じに。

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そろそろ良いかなと思い、元通りにヘッドを組み付け、インクタンクを取り付けてプリンタを起動します。

ヘッドのクリーニングの結果

テストプリントした結果がこちら。

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全く変わらず。
プリンタの機能の「ヘッドクリーニング」を繰り返しても改善されません。高価なインクがガンガン消費されていきます。

大容量だとセットで7000円くらいするんですよこのインク。

物理的にクリーニングにするとインクを大量に無駄消費するのに、先述の動画では「これを数回繰り返してようやく治りました」みたいな説明がありました。

一回の物理的クリーニングに2〜3時間と大量のインクの無駄遣い。

ここで選択肢は3つ。

  1. 物理的クリーニングを続ける(インク代7,000円と労力)
  2. 修理に出す(19,800円)
  3. 買い換える

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買い換えました

ちょうどモデルチェンジ時期で、去年の型が二万円台前半まで値下がりしてたので購入しました。

修理に出してインクのセットを購入するより新品買った方が安い料金設定なのです。

TS8030との大きな違いは外装とインク種別で、あとの操作方法やスペックはほぼ同等でした。

一応、こちらの新品のインクパターンテストの結果を載せておきます。

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まとめ

プリンタヘッドが詰まったら自分で頑張って物理的にクリーニングするのも良いですが、いっそ諦めて買い換えた方が色々オトクな可能性もあります。

良きプリントライフを。


それではまた…さよならいち・∀・)ノ