2008〜2011年の間、親子で情熱を注いだメタルファイト・ベイブレード。
お題を機会に当時のことを思い出してみました。
ベイブレードとは
パーツを組み替えて改造できるバトル専用コマ。いろんな改造で性能を変えた君のオリジナルベイブレードを組み立ててライバルとバトルだ!
第1世代『爆転シュート ベイブレード』、第2世代『メタルファイト ベイブレード』、第3世代『ベイブレードバースト』がありますが、どのベイブレードも上記のコンセプトは踏襲されています。
ベイブレードというベーゴマによる対戦でなく、パーツの組み替えで最強のオリジナルベイブレードを作り出すクラフトの楽しみがあります。
メタルファイト ベイブレード
5つのパーツに分かれている構造。
とくにメタルウィールと呼ばれるメインのパーツが金属で作られているため重量があり、物理的なぶつかり合いが派手になるベイブレードでした。
当時はコロコロコミックでの連載やアニメ放映もされ、世界大会が開催されるなど爆発的な人気がありました。
ベイブレードの思い出
メタルの迫力
なにしろ本体が金属なので、スタジアムからはじけ飛んだベイブレードがスネにあたると血が滲む程度には痛いです。
風鈴の形状をしたメタルウィールのベイブレードは、ぶつかると「チリーン!チリーン!」と良い音がします。
激しいバトルを繰り広げた歴戦の勇者たち。
過熱するベイブレード大会
うちの子達も数回、大会に参加しました。
アイが上位まで勝ち進んだときはWBBA(ワールドベイブレードアソシエーション?)のロゴマーク入りフェイスを賞品で受け取った記憶があります。
メタルファイト・ベイブレード最盛期には新宿ビックカメラの玩具売場フロアが大会出場者の親子で埋まるほど、大会が過熱していました。
あれでは逆に、大会開催日の売上が落ちていたのではないかと心配になります。
小学生までが出場資格だったので、高学年の子が低学年の子に負けた時に
「あんな小さい子に負けてんじゃねーよ!」
と、負けて泣きじゃくる我が子に怒鳴りつける父親を見てドン引きしたものです。
ベイブレードに限らずゲームやスポーツなど、どんな子供同士の勝負にも相手が引くような怒声を出す親は存在するものです。
左回転のベイブレード。左回転専用のシューターで回す。
左右どちらの回転もできるベイブレード。
熱意は2ちゃんで晒される
当時、各ブログなどでベイブレードの考察や大会の報告などが行われていました。
ガチ勢だけでなく、エンジョイ勢も楽しく記事を書いていましたが、熱意のある親子は容赦なく2ちゃんで叩かれていました。
親だけならともかく、子供への敵意については、書き込んでる人物像を考えると恐ろしいものがあります。
ベイポイントを装着したベイグリップ。
シューターをしっかり固定して握ることができる。
そして終了へ
アニメも二期目で終了し、大会の運営も徐々に減っていき、玩具の発売も終わり、栄華を極めたメタルファイト・ベイブレードの流行も3〜4年ほどで幕を閉じました。
10年以上前に購入したベイブレード達はベイポイントを除いて特に電子部品はありません。
ラバーボトムは多少硬化していますが全体的には今でもほぼ故障しておらず、時々思い出すようにベイを改造し、対戦して楽しく遊んでいます。
ラバーボトム。スタジアム上を激しく暴れ回る。
攻撃力が高く、持久力が低い。
まとめ
ベーゴマ、けん玉、メンコ、ビー玉などの伝統玩具を面白く展開するのはタカラトミーのお家芸です。
今回タカラトミー×はてなブログの「#ベイブレードの思い出」も、ベイブレード新世代の布石かもしれません。
次世代のベイブレードも、玩具・漫画・アニメ・ゲームがミックスされた、楽しいコンテンツとして世界中の親子に愛されることを祈ります。
それではまた…さよならいち・∀・)ノ
by タカラトミー