今年も生筋子が出回る季節になりましたね!今回はいくらの醤油漬けを作成したのでレポートします。
以前松前漬け制作レポートで数の子を塩抜きしましたが、それより筋子をバラしてイクラ醤油漬けにするのはとってもカンタン!作業時間は30分程度で済みます。
たった30分で1000円分の錬金術(?)、是非挑戦して頂きたいです。
いくら醤油漬けの作り方
用意するもの
- 生すじこのパック
- 塩適量
生筋子を購入する
まずは生すじこを購入するのですが、このところ価格が高騰していて、なかなか手が出せません。
そんなある日、夕方にスーパーに寄ってみたら…
30秒くらい悩んでから確保しました。
生暖かい塩水を準備
40度くらいの塩水を準備します。塩加減は適当。5%くらい?かな?…塩が無いと浸透圧でイクラがしおれてしまうのです。
おっと1.9度オーバー・・・まあいいか。
40度にするってレシピ多いけど、冷え冷えの筋子入れたら温度が結構下がるじゃないですかー。お湯が少なくて筋子が大きかったらほぼ常温の水になっちゃいますよ。あれどういうつもりなんですかね。「筋子を入れた状態で40度のお湯」とか書いて欲しいですね。
・・・そんなことを考えながら生暖かい塩水を調合します。
筋子からいくらへ
筋子って、いくらが薄皮に貼り付いた状態なので、生暖かい塩水の中で丁寧にいくらを薄皮から剥がしてやるんです。剥がすときにいくらかのいくらが破損してる気がしてなりません。
金網使う方法がよく紹介されてるけど、あれやるとよりイクラの破損率が高まる気がします。
手で丁寧にほぐすメリット
- いくらの破損率が低い
- いくらのぷにぷに触感を指先で楽しめる
- 年に数回しか使わない金網を買わないで済む
金網を使わないデメリット
- 筋子の薄皮のぐんにょり食感を指先に感じてしまう
- 金網派から小馬鹿にされる
- より手が生臭くなる
こんなことを考えながら筋子からいくらに変態させます。
バラしたイクラをさらにキレイにする
破損したいくらの薄皮っぽいのとか、筋子のにゅるっとした薄皮がまだ混じってるので、水を替えていくら以外を取り除き、上澄みを捨てます。
これを2〜3回繰り返します。
この時の水も塩水の方が良いのですが、面倒くさいのでぬるま湯でやりました。いくらがしおれましたが気にしません。40度行ってないし。
もう大体イイんじゃないかなと思ったところでザルにあけて水を切ります。
イクラを醤油漬けにする
醤油漬けにするためには、そのタレを調合します。
私のタレのレシピはズバリ!
生筋子のパックに入っていたコレをそのまま使うだけです。
コレといくらを容器を入れればイクラ醤油漬けの調合完了。
あとは冷蔵庫に入れて半日くらいしたら食べられます。
後片付け
男の料理の三大特徴
- やたら金と時間をかける
- 食べながら「どうだ旨いだろう?」とドヤ顔で聞く
- 後片づけをしない
他にもありそうですがこんなとこでしょう。1と2はどうしても適合してしまうので3の「後片付け」だけはキッチリやりたいです。
器具とシンクの洗浄
使った器具やシンクが生臭くなってるので、作業が終わったら全部食器用洗剤で洗います。
生臭くなった手の手洗い
生臭くなった手はステンレスソープで洗うとイイそうですね。
持ってないのでグローバルのステンレスナイフの柄を食器用洗剤で手洗いします。指を切らないように注意。
なんか生臭さが取れた気がします。
実食
生筋子から作ったいくらが旨くないわけ無いじゃないですかー。
キラキラと光る赤い宝石。ご覧なさい、これが魚卵ですよ。
炊きたてのご飯にふわっと載せた大量のイクラ、秋の味覚を堪能する至福の時です。
魚卵ってプリン体が多くない?
プリン体を気にして魚卵を食べるのに抵抗ある方も多いようなので調べてみました。
筋子・いくらのプリン体含量
痛風財団の資料によると食品中プリン体含量(mg/100g)は筋子 15.7、いくら3.7 と「 極めて少ない」に分類されるそうです。
参考までに納豆は113.9で「少ない」に分類されます。
あん肝酒蒸しや白子がプリン体「極めて多い」なので、なんとなく魚卵っぽいもの全体がプリン体多めな印象になっちゃってますが、実際はいくらは納豆の3〜14%程度のプリン体含量、痛風持ちの方も安心していくら丼を食べて良いと思います。
醤油漬け作るのが面倒くさいなら、完成品を買うとイイと思います。
たっかいなー。今回140gくらいのいくら醤油漬けができたので、30分で1000円稼いだ感じ?
参考にしたページ
自家製が美味しい!イクラの醤油漬けのレシピ/作り方:白ごはん.com
それではまた・・・さよならいち!