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外付けSSDを起動ディスクにしてiMac 27inch (Late 2013)を高速化

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iMacを分解して内蔵HDDを換装するのは特殊な工具も必要な上、とても大がかりな作業になります。その作業をすることなく、お手軽にiMacの起動ディスクを1TBのSSDにして高速化する方法を紹介します。

準備する物

SSD

iMacに内蔵されているHDDと同じかそれ以上の容量のものを準備すると間違いありません。

1TB

今回購入したのはCrucial(クルーシャル)の1TBモデル。Amazonのタイムセールで16000円弱で買えました。

SSDの価格は下がる一方…というわけでもなく、相場が上下するので、欲しい時が買い時です。

その他、お気に入りのメーカーやお買い得モデルがあればお好みで。

HDD・SSDケース

SSDをケースに入れて使います。二種類試した結果、Transcend のケースが安定してました。

当初、下記のケースに入れて使っていたのですが、時々通電が切れるような…OSごと一日1〜2回落ちる症状が出たので変えました。不良固体だったのかもしれません。

ケースの説明書を見ながらSSDを差し込めば外付けSSDの準備は完了。

f:id:AzuLitchi:20181217013930j:plain

トランセンドのケースであればプラスドライバーで二箇所ネジを開ければSSDを差し込めます。

ケースに付属のUSBケーブルでiMacと直接繋ぐことを推奨します。

f:id:AzuLitchi:20181217013942j:plain

最終的にこんな接続構成になりました。

手順

作業前の速度を計測

当然のことながら、大事なファイルはバックアップを取っておくこと。

あらかじめベンチマークソフトをインストールして、既存のHDDの速度を計測。

Blackmagic Disk Speed Test

Blackmagic Disk Speed Test

  • Blackmagic Design Inc
  • ビデオ
  • 無料
内蔵HDDの速度計測結果

f:id:AzuLitchi:20181216210831j:plain

  • WRITE:131.0MB/s
  • READ:145.8MB/s

OSや主要ソフトの起動時間なども計測しておきます。

  • OS:約1分45秒
  • Photoshop:約23秒

外付けSSDをフォーマット

Mac付属のディスクユーティリティを使用して外付けSSDをフォーマット。

f:id:AzuLitchi:20181216211315j:plain

今回は最新のファイルシステム、APFSでフォーマットしてみました。

f:id:AzuLitchi:20181216211552p:plain

ファイルシステムについての詳細説明は割愛しますが、理論上はファイルコピーが高速でドライブも長持ちするはずです。

App StoreからMac OS Mojaveをインストール

App Storeから最新のMacOSをダウンロードしてインストールします。

macOS Mojave

macOS Mojave

  • Apple
  • ユーティリティ
  • 無料

 インストール先を外付けSSDに。

f:id:AzuLitchi:20181216211915j:plain

インストールは概ね30分程度で完了。

外付けSSDで起動してファイルのコピー

optionキーを押しながら再起動して、外付けSSDを起動ディスクに選んで起動。

ファイル移行アシスタントが表示されるので、内蔵HDDから外付けSSDにファイルを転送。

f:id:AzuLitchi:20181216212854j:plain

これは約800GB分で約6時間程度かかりました。

転送が済んだら再起動。ディスクユーティリティで内蔵HDDをアンマウントしてみて、外付けSSDから起動できていることを確認したら作業完了です。

作業完了後にタイムマシンバックアップの再設定

再起動後、OSのアップデートを早々に済ませてからタイムマシンバックアップの再設定をします。MacのTimeMachineでバックアップする方法はこちらの記事で紹介してあります。

タイムマシンに設定しているハードディスクもAPFSでフォーマットして、タイムマシンバックアップを作り直し、これも完了まで数時間かかりました。

タイムマシンバックアップが正常に取られていることを確認してから早々に内蔵HDDは削除することをオススメします。

f:id:AzuLitchi:20181216214156p:plain

同名ファイルの過去履歴が大量にできている状態を維持しておくと間違えて編集してデグレ発生したりとか、ろくなことがありませんのでね。

 

全て空になった内蔵HDDはあまり使わないファイルの倉庫にしたり、PhotoshopやIllustratorのキャッシュディスクに使用すると良いと思います。アンマウントしたまま使わなくても良いです。

外付けSSDを起動ディスクにした結果

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  • WRITE:131.0MB/s → 306.9MB/s
  • READ:145.8MB/s → 424.3MB/s

Disc Speed Testでは約230〜290%の高速化が図れました。

 

さらにOSや主要ソフトの起動時間なども計測。

  • OS:約4分27秒
  • Photoshop:約18秒

ソフトの起動は約127%高速化しましたがOSの起動時間がとても遅くなってしまいました。

MacOS 10.14 Mojaveでは外付けドライブからの起動が遅いことがある

どうやらMojaveではAPFSフォーマットの外付けSSDから起動するとリンゴマークが出るまで異常に時間がかかることがあるようです。

https://discussionsjapan.apple.com/thread/110208978

https://manablog.dosuzuki.com/diary/181005/

 

すごく遅いときもあれば、すぐリンゴマークが出る時もあり…今の所、起動が遅くなる条件が不明です。

起動時間短縮については解決法を検証しました。こちらの記事です。

www.secret-base.org

起動時間以外は確実に高速化した

その他、全てのソフトの起動やブラウザでのWeb閲覧は体感で明らかに速くなりました。

また、内蔵HDDの廃熱が無くなるので、iMac に内蔵されている他のパーツへの負担も少なくなることが期待できます。

換装の難しい内蔵HDDを大事にする観点からもオススメのカスタマイズです。

まとめ

大容量のSSDがお手頃価格なってきた今、iMacをバラして内蔵HDDを換装することなく、外付けSSDを起動ディスクにして手軽に高速化&延命してみてはいかがでしょうか。

 

それではまた・・・さよならいち!・∀・)ノ