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フリーランスがクライアントと取り交わす書類

Introduction

こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。

今回はフリーランスがクライアントとやり取りする書類の概要について解説します。

とうじょうじんぶつ

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阿豆らいち:
フリーランスのデザイナー。

 

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ATA-b(アタビイ):
みんなー!覚えていてくれたかな?久しぶりに登場するヒミツロボ。

 

フリーランスが仕事をするときにクライアントと取り交わす書類とは?

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フリーランスの場合、多くはクライアントの都合に合わせて書類を交わすことになります。

取引に交わす書類の例

新規のクライアントと交わす書類の流れは、多い場合だと下記の流れになります。

 

誓約書・契約書のドラフトをメールで確認

紙の誓約書・契約書の取り交わし

見積書のドラフトをメールで確認

紙の見積書の発行

業務委託書・発注書の受領

〜実作業〜

請求書・納品書の発行

入金確認後に領収書の発行

 

順序が前後することもあります。クライアントによって要求書類が異なるので柔軟に対応しています。

 

契約書・誓約書

契約書には発注者名と受注者名が明記され、業務委託内容、契約期間、報酬と支払い方法、秘密保持、著作権、法令の遵守などについて記載されています。

契約書は課税文書です。取引額に応じて収入印紙を貼り、割り印を押し、双方で一通ずつ保管するのが一般的です。

クライアント側が二通作成して押印を依頼してくることが多いです。押印場所はだいたい閉じ箇所の割り印、印紙の割り印、署名欄の押印の三箇所です。

最初は押印場所がわからないこともあると思いますので、不明な点があればクライアントに確認しましょう。

誓約書は今どきだと「悪評をSNSなどで流布しないことを誓います」的なことが書いてあります。契約書とまとめられて省略されることが多いです。

 

見積書の内容

自分の屋号と名前、取引先の名称、見積書の有効期限、納期、納品物、納品方法、金額を明記します。必要に応じて備考欄に検収期間などを 明記します。

納入場所・方法 貴社御指定場所・方法による納品

この辺はこんなふうにテキトーに書かれていたりします。

見積書は押印したものを要求される場合と、PDFをメール添付で確認するだけでOKの場合があります。印紙は不要です。

 

業務委託書・発注書の内容

クライアント側が見積もり書の内容と金額で発注する旨を伝える証明書です。単発仕事の場合はこれらを省略して契約書だけで済ますこともあります。

金額や内容を確認して、間違いが無ければ受領した旨クライアントに連絡入れておきます。

 

請求書・納品書の内容

ほぼ必須の書類。作業完了後、納品日または請求締め日の日付で見積もり書の内容と金額、振込先を記載して押印しクライアントに送ります。

クライアントの都合で請求日付を指定されることもあります。

納品書は付けても付けなくてもどっちでもイイと思います。

らいち事務所はアナログ指向のため、このようなカーボン複写式の納品書・請求書に記載して控えの紙と割り印を押して、クライアントに送っています。

 

領収書の内容

ほとんどの場合、銀行振り込みの入金では通帳に取引が記載されるため領収書は不要なのですが、稀にクライアントの都合で領収書の送付を求められることがあります。

入金額が5万円以上なら収入印紙の貼り付けと割り印が必要になります。

余談ですが、通帳に記載された内容は全て税務署に筒抜けと思っていて間違いありません。たとえ1万円でも入金しらばっくれて所得税の申告しなければソッコーで税務調査来ると思っていて良いでしょう。

 

まとめ

フリーランスのデザイナーになったら書類書きなどの事務仕事も全部自分でやることになるので、デザイン以外の仕事がとっても多いぞっ! 

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いや…事務仕事も仕事。

 

それぞれの書類の詳細については、順次記事にできたらいいなーと思います。

 

参考にしたページ

印紙税|国税庁

厚生労働省「在宅ワーカーのためのハンドブック」

 


 

それではまた…さよならいち!・∀・)ノ