フリーランス仕事の取引先(らいち事務所の場合)
突然ですが、ここでこれまでの取引先と作業量の一覧をザックリ紹介しちゃいます。
これまでの年間の売上と作業量
- えむクライアント:毎年130人日程度の作業量
- 年度末クライアント:毎年15人日程度
- えふクライアント:毎年15人日程度
- えぬクライアント:毎年5人日程度
- クライアンコ:毎年平均5人日程度
だいたい年間合計170人日の稼働で「さらに単発の追加案件が1〜2人月来たら潤う」みたいなフリーランス生活です。
(作業内容や案件継続具合にもよりますが、概ね三万円/人日での受注となっております)
細々と暮らす意識低い系の赤貧フリーランスです。
フリーランス人生最大の危機到来
昨年、2019年10月上旬、阿豆らいちの栄華を極めた銀座個展が開催されました。
その一ヶ月後…
そんな時、らいち事務所の売上の半分以上を担っていたえむクライアントの担当者から
「折り入って相談したいことがあるので、御社伺います」
とメール。
クライアントの方からこんな風に「御社伺います」と言われた時のパターンは経験上ただ1つです。
自宅に来られてもアレなんで、近所の喫茶店で打合せすることに。
予想はしてたけど、やたらと喉が渇いて変な汗が出た思い出。
経営が傾いた時はどんなダメ社員より業務委託のフリーランスが真っ先に切られるのが現代日本。
駆け出しの頃から長い間お世話になりました。
今までありがとう。本当にありがとう。もうこれでお別れです。
- アーティスト:THE HIGH-LOWS
- 発売日: 1995/11/25
- メディア: CD
しかし、えむクライアントは年間の売上の7割以上を占める重要な収入源。
ここの作業のためにあまり積極的な営業をしてなかったのもアレなんですが、ここから切られてほかの取引先が見つからないとサクッと一家が路頭に迷います。
フリーランスの安定稼働の落とし穴
理想を言えば稼働率20%くらいの案件を4つ程度常に受け持ち、残りの20%で単発案件をこなす、みたいな仕事の受け方が最適なんだと思います。
ただ、発注側は日常的な業務の場合、稼働率60%以上の案件をフリーランスに出したいケースの方が体感で多いです。
最初は稼働率が少ない案件でも、作業内容を気に入って頂けると日常業務を追加頂き、最終的には稼働率60%を越えることもあります。
実際はこんな感じの稼働率になりがちです。
このケースのように稼働率50%を越える案件を頼りに生きていると、なんらかの事情でその案件が急に途絶えた時に下請けであるフリーランス側もコケます。
今回のえむクライアントも同様、最初は稼働率10%くらいの案件だったのに、長い期間をかけて徐々に膨らんだケースでした。
稼働率が上がって安定してくると、営業活動そのものの時間やモチベーションが取れなくなってくるし、なんとか営業してそれが実って新規の案件を獲得してもスケジュールに都合がつかず納期厳守が厳しくなる可能性があります。
売上の安定はしたいがリスクの分散もしたい・・・一人親方や家族経営フリーランスの難しいところですね。
続きます
というわけで、2019年11月、私にフリーランス人生最大のピンチが到来しました。
フリーランス人生最大のピンチが到来したらいちの運命はいかに・・・!
続きはまた今度。
それではまた・・・さよならいち!・∀・)ノ
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