こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。
今回は松前漬けの作成レポートです。 松前漬け(まつまえづけ)は、数の子、スルメ、昆布を醤油で漬けこんだ北海道の郷土料理なのですが、最近では物産展やスーパーでも見かけます。
昆布とスルメが細切りになった制作キットもスーパーで手軽に入手できますので、自作も簡単です。
とうじょうじんぶつ
阿豆らいち:
自分が食べたいものは自分で作る派。
ミンスクさん:
らいちの妻。数の子はそれほど好きでもないけど松前漬けなら食べる。
松前漬けの作り方【料理レシピ】
やっと風邪も治ってきたところで、正月に食べようと思っていた松前漬け制作を敢行しました。
材料
- 塩数の子のバラ子:200g
- 塩:少々
- 松前漬けの素:一袋(特製タレ付き)
- 酒:80cc
- みりん:80cc
- 醤油:80cc
まずは塩数の子のバラ子を入手します。
形が良いものを選ぶ必要はありません。適度にバラバラになってる方が食べやすいです。
これは西友で買ってきました。200gで780円(税抜)だったかな…?
お買い得な数の子から順次売り切れて行くので、12月に入ったらスーパーの数の子売り場で目を光らせておくのがポイント。
これをパッケージに書いてある通り2%の塩水で塩抜きします。
数の子は塩抜きしないと賞味期限が長いのです。
塩抜きの際に塩を入れる理由は「塩化ナトリウムと同時に苦み成分の塩化マグネシウムを抜くため、適度に時間をかける必要があるから」とのことです。
https://www.1101.com/kasoken/2005-03-11.html
塩抜きは6時間くらいで一度、2%塩水を作り直して交換します。
水1.5リットルに対して大さじ2(30g)の塩。意外と大きい印象です。
交換する時に、白い薄皮が残ってたら取り除いておきましょう。
あまり安いバラ子を買ってくると薄皮が多すぎて泣けます。
西友の数の子は薄皮がほとんど無くて皮むきの手間がかかりませんでした。オススメ。
今度は松前漬けの材料です。
スルメと昆布の細切りが入ってます。こだわる人は昆布とスルメを買ってきて手作業で細切りにするらしいですが、めんどくさいので素を買っちゃいます。
なんとなく国内産スルメと表記してあるやつを選んでます。
まずは昆布とスルメをさっと洗ってから、スルメだけ40ccのお湯でふやかします。
北海道っぽく言うとうるかします。
どうも熱湯よりぬるま湯の方がスルメが柔らかくなる気がします。魚介類を熱湯にサラスと固くなりがち。
ニンジン1/3を細切りにしておきます。
太いニンジンだったから1/3が多いな…。
松前漬けの素には特製タレも付いてるので全部使います。
これだけでは数の子の分のタレが足りないので、酒・みりんを鍋で煮飛ばしておきます。
火を止めたら醤油も追加。
スルメが冷めて来たら昆布とニンジンと混ぜ合わせ、付属の特製タレとあえておきます。
数の子を投入して、追加の調味液も合流。
一昼夜くらいしたら食べられる漬かり具合になります。
完成品がコチラ。
一晩だとまだ味がこなれていないような…三日くらい漬けた方が美味しく食べられると思います。
数の子は魚卵なのでプリン体が多そうな印象ですが、実際は100g中のプリン体含有量はタラコが120.7mg、明太子は159.3mgに対して数の子が21.9mg、スジコは15.7mg、「極めて少ない」に分類されるそうです。
尿酸値高めの人でも安心して美味しく食べられますね。
正月明けに売れ残った塩数の子が安売りされるお店もあります。年明けでも是非松前漬けにチャレンジしてみてください。
まとめ
作るのが面倒な人は完成品を買った方がイイと思います。
鍋はティファール使ってます。時々Amazonでセットがセールになってますね。
それではまた…さよならいち!・∀・)ノ